「城の崎温泉」です。
兵庫県の日本海側にある温泉です。
毎年夏になると、本屋で夏の文庫100選みたいなキャンペーンをやってますが、そこでたまたま
志賀直哉の「城の崎にて」があったのでぷらっと行ってみる気になりました。
きっと夏休みの宿題用です。内容は生命とは何かを描いた秀逸な短編です。子供の頃、読書感想文で書いた記憶があります。
もちろん、泊まりです。さすがに700キロは日帰り圏内を外れています。
宿にも温泉は当然ありますが、こういう場所ではやはり外湯です。宿の浴衣を着て下駄はいて温泉街を歩きます。
昔の面影を残した雰囲気ある温泉がたくさんあります。海に近いせいで塩分の入ったちょっとしょっぱい温泉です。
3箇所、外湯のはしごをしました。どこも雰囲気はいいのですが、私にはちょっと熱めであまり長く浸かってられません。
共同の外湯は全部で7箇所ありますが、湯治で来てるわけではないので、流石に全部回る根性はありません。
でも、街中の雰囲気は古きよき日本の温泉街という感じで、とってもよかったですね。
途中で、街の小さな本屋に入ったのですが、本棚1段が全部、「城の崎にて」でした。おそらく30冊以上ありました。
店の人に話を聞いてみると、こちらでは中学生になると全生徒に本が配られているそうです。
ちなみに「売れてますか」と聞いたら「そういうわけで、ほとんど売れません」と言ってました。
ちょっとおかしかったので1冊買ってあげることにしました。
しかし、故郷を大事にするいい習慣だと思うので、ずっと続けてもらいたいものです。
かつて電車がこの橋から落ちて有名になった「餘部鉄橋」です。
城の崎から30分くらいのところにあるのでちょっと行ってみました。
この橋自体は、老朽化のため、かけ直し工事をしていてそのうち無くなってしまうそうです。
日本海は夕日がきれいです。夕日100選に選ばれている風景です。
関東からだとちょっとアクセスはよくないですが、なんだか日本の原風景みたいなところでとてもいいところです。機会があればぜひ行ってみてください。